アラビノキシランとは主にイネ科植物に存在する多糖類で、植物の細胞壁に含まれるヘミセルロースという不溶性多糖類(食物繊維)の構成成分です。
イネ、小麦、トウモロコシ、笹等に多く含有されています。
アラビノキシランを構成している糖はアラビノースとキシロースですが、植物によってアラビノースとキシロースの割合が違いますので、例えば一酸化 炭素と二酸化炭素では酸素原子が一つ違うだけで全く別なように、物理的、化学的、生化学的性質はもとになる植物によって異なります。
アラビノース+キシロース=アラビノキシラン+他の多糖類⇒ヘミセルロース
植物によってアラビノキシランの性質は異なる
植物の細胞壁は堅い繊維質ででき ています。 この繊維質が骨組みとなって植物が形作られています。
固い壁がそのままビルの骨組みを兼ねているような感じです。
その壁・骨組みが壊れ易かった ら大変なことですから、植物の細胞壁を構成する繊維質は基本的に壊れにくい性質を持っています。 まるで壁の中の鉄筋、ビルの鉄骨のようなものです。
この鉄 筋・鉄骨の役割をしている繊維を壊すことができるのは、キノコや草食動物、草食動物と共生して胃袋にいる細菌の酵素です。
どこまで壊せるか、どのように壊せるかは酵素の種類や時間、温度等の条件で変わります。
鉄筋・鉄骨役のアラビノキシランも壊れにくい性質を持っています。
また食物の細胞壁でも外側に近い部分は外敵からの防御壁も兼ねています。
紫外線で発生する活性酸素やウイルス、病原細菌から身を守らなければな りません。
しかし常に物理的に防御機能を働かせているわけではなく、外敵にやられはじめてから機能を発揮する働きも持っているようです。
例えばシイタケ菌糸で分解された玄米、サトウキビかす(バガス)の食物繊維からはタバコモザイクウイルスに効果のある多糖類ができています。
これは健康食品としても何十年 も売られていますが、その成分が安全安心な農薬として登録されて販売されています。
この中にはアラビノキシランが分解されてできた「アラビノキシラン誘導体」が含まれています。
アラビノキシランは植物ビルディングの鉄筋・鉄骨役で壊れにくい
アラビノキシランがうまく分解されると、その中にはウイルスなどに抵抗する成分ができてくる。
『米ぬかアラビノキシラン』は米ぬか由来のアラビノキシランという頑丈な多糖類(食物繊維)を、特定の酵素と条件で細かくしたものです。
アラビノキシランというものは米ぬかアラビノキシラン(誘導体)の原料といえます。
ですから原油からガソリンが出来るのと似たような関係です。
車に原油を入れても走りません。 ガソリンでないとエンジンは動かないですし、灯油を混ぜられた安売りの不良ガソリンではエンジンが壊れてしまいます。
アラビノキシランはもともと『米ぬかアラビノキシラン(誘導体)』の原料物質のこと