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LEMの健康食品はとても好評で生産が追いつかない程の売れ行きだったそうです。しかし製造には手間と時間がかかり、何とか早く安定的につくる方法は無いか、そして活性がある成分を多く作ることは出来ないかという研究が活かされたのが、AHCCという健康食品です。
AHCCは北海道の株式会社アミノアップ化学が、バガスと脱脂米ぬかの個体の培地ではなく、脱脂米ぬか液を培地にして、ちょうど良い条件でシイタケの菌糸体を増やしたものをフリーズドライ粉末にしたものです。「活性化された多糖類関連化合物」の英語の頭文字がAHCCという名前の由来ですが、『H』にはヘミセルロースの意味も含まれているらしいです。
LEMでは高血圧、肝臓で困っていた生活習慣病に近いお客様から、がんの苦痛改善や肝炎にもという声があってその研究がされました。AHCCでは最初から免疫に対する有効な成分を作り出せるように、製造方法が工夫されました。
がんに対する有効性を証明する試験で難しいことは、実際に人で有効かどうかです。アメリカのマンドゥ・ゴーナム博士は、公害など化学汚染の人体への影響を研究し、それらが免疫力を下げてがんの原因になることを突き止めました。博士はそれに終わらず、免疫力を上げてがんを防ぐ方法を探しました。予防の為には毎日取り入れて安全なものでなければなりません。そこで欧米のハーブやアジアの漢方に解決策を求めました。そこで博士が巡り合ったものがAHCCです。そしてアメリカに帰って臨床試験を行ったところ、その有効性が確認されました。
アミノアップ化学も野田食菌工業と同じく、科学的な研究を行いました。そしてAHCCの基礎的なデータに加えて、日本でも臨床試験の結果が出始めました。がんの患者に対して健康食品で臨床試験を積み重ねていくということは、非常に大変な事だったと思います。
ヘミセルロース誘導体を安定的かつ大量に製造するノウハウを確立したばかりでなく、この科学的な取り組みがあって薬局や医療機関の信頼を得たことは確かです。
アメリカにおいても健康食品と言えばハーブ系やビタミン・ミネラルの栄養補助食品が多かった中で、有効成分を濃縮したのではなく、食品加工技術で作り出した新しい種類の製品は初めてだったと思います。そして何といっても人に対する有効性を科学的に証明したことで販売実績が上がり、日本発の健康食品であるAHCCがアメリカ市場でナンバーワン販売の賞を2度も取りました。「サプリメント先進国のアメリカでは」という評論が日本でされていた時期に誇らしいことだと思います。