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レンチンプラス(バイオブラン)はAHCCから生まれた

シビアな状態のがん患者さんの為に

 AHCCをさらに改良できないかという研究は、ゴーナム博士の臨床試験などの結果、進行したがん患者にはなかなか効果を発揮し難いということから始まったようです。同じ米ぬか液のタンク培養ですが、ヘミセルロースの分解物の中のアラビノキシラン誘導体を多く出来るように工夫をしたそうです。
 発酵古代米のお話を聞きに行った時に、開発の経緯を伺いました。原料名のバイオブランはバイオロジーを使って米ぬか=ライスブランから作ったものという意味だそうです。レンチンプラスはシイタケ由来のレンチナンを超えるという意味なのでしょうか?

シイタケ菌糸体から離れて、効率を考えて生まれたバイオブラン

 アガリクスの中の活性が高い成分としてABMK-22がβグルカンに替わって宣伝されるようになって来ました。この分子量2万~3万ダルトンが中心の成分の中の、さらに低分子の5千ダルトン程度の成分に1SY-16と名前が付けられています。最近ではこれが「仙生露」の有効成分という言われ方がされていますが、この成分を多く作り出す研究開発はされていないので、有効な量を取るには月に10万はかかってしまうのが大きな問題です。
 レンチンプラスがシイタケ菌糸体を使わずに製造しているのは、有効成分を多く作るためです。ただAHCCの中の有効成分はこれだということに終わらず、買う側の立場を考えて「効く」機能性食品を作る努力の結果生まれたバイオブランは、がん患者と家族のことを考えて開発されたものだと思います。

日本でレンチンプラス、海外でMGN-3として評価されたアラビノキシラン誘導体

 新しいアラビノキシラン誘導体の開発に成功した話が伝わると、AHCCを臨床現場で使われていた医師の中でバイオブランを使う動きが出てきました。活性の比較で高いという結果が出たことは、がんで苦しむ患者さんを目の前にする先生方にとって可能性と魅力が感じられたのでしょう。
 AHCCと同じ金額でより効果が期待できる為に、バイオブランの製品=レンチンプラスでもAHCC同様に医療機関での使用が広がりました。動物実験などの基礎試験に加えて人間の臨床試験が積み重なると、AHCCのように信頼性も高まりました。バイオブランの有効成分を説明した「米ぬかアラビノキシラン誘導体」が単に「アラビノキシラン」と広がっていってしまったので、前にも書いたそのままのアラビノキシラン製品が出回っているぐらいです。
 ゴーナム博士もAHCCからバイオブランの研究に移り、アメリカではMGN-3という名前で販売されました。現在ではアメリカへは販売会社だったレーンラボ社の問題で日本から製品を出しているそうです。バイオブランはアメリカ以外にも数十カ国で販売される製品になりました。今ではヘミセルロース誘導体=米ぬかアラビノキシラン誘導体の有効性についての科学的データが沢山集まっています。

 
 
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