?グルカン?AHCC?免疫サプリで迷ったら!

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キノコ系サプリメントの問題点

「グルカンが大量」?アガリクスなどキノコの有効成分はβグルカンなのか?

アガリクスやメシマコブなどキノコの有効成分はβグルカンと説明されていますが、味の素の長年の研究でミセル化という特殊な方法で小さくしないと食べても全くと言っていい程、効果がないということも分かっています。協和発酵グループではアガリクス抽出物中のABMK-22という分子量1万~2万ダルトンが中心の成分に効果があるとして研究しています。最近ではさらにその中の1SY-16という分子量5千ダルトンの部分の活性が強いことが分かりました。キノコの効果はβグルカンよりそのあたりに秘密がありそうです。
韓国産メシマコブの原料を見たことがあります。10センチ大の玄米培地に黄色いメシマコブが出来ていましたが、玄米培地ごと熱水抽出した方が効果があると聞きました。菌糸体からも抽出できるという説明でした。またメシマコブをタンクで液体培養したものは、メシマコブ版AHCC的製造法製品ではないかと想像しています。どちらも玄米由来の低分子の有効成分を含んでいるのではないでしょうか?
レンチナンを製造する時にβグルカンの原料を探る実験でたまたまメシマコブの数字が一番高かったのですが、実験に使った試料の濃度が一定ではなかったので効果の強弱はつけられないと注意されていました。この時の試験ではアガリクスは含まれていないので、メシマコブのβグルカンはアガリクスより活性が強いというのはデータの誤用どころか、まるで車の高速道路の燃費と渋滞時の燃費を比較するような、別の実験データを引用して作った創作です。

「低分子化」したアガリクスなどのβグルカンは効果があるか?

それでは分子量をただ1SY-16のように5千ダルトンぐらいに小さくすればよいのでしょうか?
βグルカンはただ低分子化すると活性が無くなることが実験で分かっています。βグルカンを構成しているグルコース(ブドウ糖)になっていってしまうからではないでしょうか。高いお金を払ってブトウ糖を買って食べますか?
またβグルカンやフコイダンなど分子量の大きな多糖類は消化吸収されないので効果が無いと考えられていますが、腸のパイエル板という部分に接触して免疫系にシグナルを送る作用はあるようです。何かが皮膚に触れて鳥肌が立つような反応と例えたらいいでしょうか。下手に低分子化して高分子のβグルカンにありそうな効果すら無くすのは二重に無意味です。

「国産アガリクス」VS「本場ブラジル産」 アガリクスの産地に意味はあるか?

漢方薬の原料に産地、収穫時期、加工方法で大きな差があるように、アガリクスなどのキノコ系の健康食品原料にも同じことが言えると思います。アガリクスブームの時には「ブラジル産」という名のパラグアイ産アガリクスや、国産と偽って中国産のものもあったと聞きます。日本に出荷したのがブラジル、製品に加工したのが日本なのだそうです。
アガリクスなどのキノコのβグルカンではない有効成分が何なのか、その成分が多いのはどこでいつ取れたものかが分からない以上、原産地で民間薬として使う時の方法ならば間違いがないと思います。

 
 
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